雨の国イギリス、雨にやられる(3) 〜再スタート〜
2015年冬、ランカスターは大洪水の被害を受け大学が試験授業を中止し前期タームを終了するハプニングが起きました。
事の発端は発電機が浸水したこと。
そして、停電の影響で寮に住めず避難生活を体験しました。
今回は、その後寮のみんなでどのように寮生活を再スタートさせたのか書きたいと思います。
まず、前回の記事でも触れましたが、洪水中は毎食ご飯が大学側から無料で提供されていました。
それは寮に戻れるようになった日の朝まで続き、配給という言葉とはミスマッチな豪華な朝ごはんたちをいただきました。笑
私は朝が徹底的に弱い人間なので基本寝坊して朝はギリギリ、朝ごはんはもちろんナシなのでもしかしたら普段より健康的な生活をしていたかもしれません(笑)
豪華な朝ごはん。果物やスープ、パンの種類も選べました。
シリアルやコーヒー、紅茶もTake free
パンが基本でしたが、お肉やカレーの日もありました。
寮にまず帰って対峙すべきものは、ズバリ
冷蔵庫と冷凍庫
です。
5日ほど冷蔵庫も冷凍庫も動いていなかったので、冷凍庫はもちろん冷蔵庫も一部を除き全てさようなら、、、アウトです。
幸運なことに、寮が再開した日にPrestonとManchesterのホテルに避難していたフラットメイト二人が帰ってきてくれ、一緒にお片づけしました!:)
さすがに1人で全部やるのは・・・と思っていたのでとても嬉しかったです。
またいつwifiや電気が止まるか?というような不安定な状態だったので彼らの存在はとても頼もしかったですね。
ですが、フラットメイトの半分は休暇中もう帰ってこない、という人もいたので彼らの食料も含め全てを処理し、綺麗にしなくてはなりません。
冷蔵庫は中身を確認して捨てるだけだったのですが、冷蔵庫に入っているものは一度解凍されたのちまた再冷凍されていて・・・
冷凍庫の中が大変なことに。
3人で手分けして掃除し、ゴミをみんなで捨てに行きました!
(巨大スピーカーをキッチンに持ち込んだフラットメイト笑)
日本の歌で大塚愛やYUI、浜崎あゆみなど懐かしい曲のオススメを教えたら気に入ってかけてくれました💓
こうして全ての片付けを終えた後は・・・
お買い物です!さあ、食料を調達しなければ!
フラットメイトのJoyceはなんと洪水の前日に100ポンド(約2万円弱)のお買い物をしていたそうで、、、(全部さようなら)もう一度全部買い直さなきゃ〜〜なんてこと〜〜〜と嘆いていました(笑)
お買い物は街のセインズベリーヘ。
アメリカなどでよく見かける例の大きなカートを持ってゴロゴロします。
そして帰りはみんな自前のスーツケースやキャスター付きのカバンに入れて帰ります。買い物にスーツケース。笑
スーパーでみんながスーツケースを引いているのはシュールな光景ですが、イギリスでは普通ですw
あ、ちなみに。
この前ランドリーでも乾いた洗濯物をスーツケースに詰めてるツワモノを見つけましたwwwww
思わず隠し撮り。。。笑 ごめんね、笑 でも面白すぎる。
話はもどって再スタートを迎えた私たちの寮生活ですが、こんな感じで無事元の生活に戻りました。
みんなで持ち寄ったクリスマスグッズ(一部変なのあり)笑
でも中止された試験やレポートは、中止や延期された分つけが必ず回ってくるもの。
一部の試験は中止の代わりに代わりの大量レポートが課されてしまい、休暇中何も課題に追われずに済んだはずの友人はヒーヒー言っていました。
もちろん1月中に前期分の新しく出された課題に追われる子も。
フラットメイトによれば、こういうことはランカスターでここ数年で初めて、とのことだったのでこれ以降もう起こらないことを祈るばかりです。
(Deadline前はみんなでまた洪水起きろ〜〜ってなるんですけどね。笑)
課題は前もって。計画的にしましよう。
こっちの課題はとてもじゃないけど2日徹夜でもきちんと書こうと思ったら到底間に合わないですから。笑
YUKA :)