小学校の50m走を彷彿とさせる！？全力ダッシュに挑戦！ファンドレイズイベントSanta Dash!!
50mダッシュといえば、小学校の身体測定・・・
白い石灰で引かれたラインに沿って風を切るように、飛ぶようにゴールに向かって駆け抜けた青春の日々・・・
いやいや、今回はランカスターでランニングイベントに参加し、体力のなさを実感した冬のクリスマスの物語をお話します。😚💓
目次
そもそもファンドレイズって何？
ファンドレイズとは英語で書くとfund-raiseもしくはfundrasing と言います。
意味はそのままお”金を集める行為”のことを指します。
日本語で”ファンドレイジング”とGoogleで検索すると、NPO・チャリティーといったような言葉が並びますが、本来は非営利団体に限らずとある目的のためにお金を募ることを言うのではないかと思います。
例えば「とある友達の誕生日のために友達みんなから少額のお金を募る」など、特別な目的のためにお金を集める場合もfund raisingを使うような場面をイギリスではちらほら見かけたことがあります。
Cambridge Dictionaryによれば、
fundraising：the act of collecting or producing money for a particularpurpose, especially for a charity
と記載されているように、特的の目的、とりわけチャリティーの場面でよく使われている言葉、というように表現されていますね。
また一方で、日本人の方の下記のブログの中では、
ファンドレイジングは「ミッション・ビジョン達成のための資金調達」
とブロガーの方が表現していらっしゃいますが、日本で見かけるファンドレイジングの多くはこの意味で使われていることがほとんどだと思います。
最近日本でも動きが大きくなりつつあるクラウドファンディング（ReadyforやMakuake）もこのファンドレイジング活動の一つと言えるのではないでしょうか。
つまり、何かの目的のためにお金を集める行為のことをファンドレイズと言うんです。
サンタになって走る！Santa Dashの正体とは
さて、私が今回参加したファンドレイズイベントは、イギリス各地で大々的に行われているランニングイベント ”Santa Dash"！
目的は、Cancer CareというNPO法人を通じて世界中の癌の人々への支援金を集めることです。
ガン支援団体 #cancercare #イギリス留学 #ランカスター #留学 #UK
日本で人気なランニングイベントといえば、カラーランやエレクトリックランなど？様々あるようですが、そのサンタコスverと思っておもらえれば話は早いかと😚
もうすでに公式ページには2016年のスケジュールが出ていました！
現段階で100以上の開催地があります！
そこで驚きの発見が！
なんと、イギリスから遠く離れた日本・大阪でも開催されているとのことです！！！
発案者はイギリス・エジンバラでこのイベントに参加した女性がこのアイディアに賛同し、日本でも開催し始めたのだとか！
大阪だけでなく、西日本中心にいろいろな地方で開催されているようです。参加者目標２万人！とのことで、とても大規模に開催されているよう！
私も以前カラーランに参加したことがあるのですが、とてつもない数の参加者とそのムーブメントに圧倒されました！それと同時に、こういう流行りのイベントがチャリティーにつながればいいのになあと感じた面があったので、東京開催があれば是非参加したいですね💓
話をランカスターに戻しますと、、、ランカスターでは２万人・・・とまではいきませんが、多くの人が参加していて何も知らない大学の友人などは
”ランカスターがサンタで溢れて狂ってる！落ち着いて！Calm down Lancaster!”
と呟いていたほどです（笑）
動画は準備運動の様子・・・みんなとてもexcitiedしてますね！笑
また、こちらの記事はLancaster Universityの大学新聞であるSCANというメディアに載っていた2011年のLancasterで行われたSanta dashイベント記事！
Success for Cancer Care’s Santa Dash | SCAN
私が参加した2015年はSCANに書いてあるような大学からの公式的なサークルの参加は見当たらなかったのですが、私はLUSU Givesというランカスター大学のチャリティーコミュニティに参加しており、そのメンバーと一緒に参加したんですよ😆 （相手がガチランナーだったので道中では完全に見放され、置いてきぼりにされましたが・・・笑）
facebook page: LUSU Gives
来年もきっと開催されると思うので、イギリスにいる方はぜひ友達と冬の思い出に参加してみてはいかがですか？
ちなみに参加費は、一人（学生）£10！（当時のレートで約2000円弱）
ざっと100人ぐらいは参加者いたと思うので、１日で£1000？を集めたことになると思います！💰💰💰
（もちろんダッシュだけじゃなくて、歩いてもいいんですよ〜〜〜😚 ）
まとめ：イギリスのチャリティ精神
今回ご紹介したチャリティ ファンドレイズイベント、Santa dash！
日本のランニングイベントのように、要所要所で何か面白いアクティビティ？やアクションがあるわけではなく、強いて言えば当日ルートを警備してくれてる警備員さんたちもサンタコスしてて厳つ可愛かった（？）ということぐらいで、、、あとは本当に走ることだけでした。笑
参加者の多くがグループ単位で参加していて、みんな犬を連れているグループ・車椅子の人たちのグループ・家族などなど、、、普段からこういうチャリティ活動に興味がある人たちが主なのかなあと。
それに対して、私の大学のクラスメイトたちは物珍しそうにサンタたち見るだけで、このイベントに対して無関心、我関せずなイメージを受けました。（原因として広報力不足が影響していそうですが）
イギリスと言えば、チャリティ！社会貢献！ボランティア！
そんなイメージを抱いてイギリスに来た私からすると、あれ？案外普通だ。日本と同じだ。そう思ったんです。
きっとロンドンなどの都会で参加すると、また印象が違ったのかもしれませんが少なくともど田舎ランカスターで感じたことは日本のころと変わらず、
社会貢献に熱心な人 と 無関心な人 の溝の存在です。
日本開催の数と比べてもわかるように、イギリスのチャリティ活動については日本とは歴然とした差があります。
しかし、それはOxfam, Age UK, British Heart Foundationなど大手チャリティー団体の存在がとても大きい。
もっと小さいミクロな視点で見てみると、特に若者のチャリティ活動に対する興味関心度は案外イギリスも日本も似たり寄ったりなところがあるのではないかと。宗教的に寄付文化は根付かないなんて言われている日本も、きっとこれから。まだまだ捨てたもんじゃないぞぞぞ〜！
いつの日か、この溝が世界中でもっと狭く薄くなりますように、、、と思った１日でした。
yuka ;)
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