ランカスター大学 留学記

イギリス Lancaster Universityに大学の派遣生として1年間学部短期留学している大学生のブログ。

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ランカスターに留学を考えている方の参考になれば幸いです。
質問等は、コメントもしくはメールまで:)

 

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留学生活の半分を占めるフラットって・・・?〜カレッジ(寮)紹介〜

みなさんお久しぶりすぎて大変申し訳ないです、

long time no see😂  ゆかです。

 

まずは新年明けてから全く更新できておらずごめんなさい!
もともと継続してコツコツと続けることが苦手なタイプで中高時代にも何かとホームページやらブログやらというものが流行っていたのですがわたしは一旦立ち上げるところまでは頑張るのにその後は続けられないタイプでした(爆笑)まさに今回もそのタイプ、、、成長していなくて恥ずかしい限りです。

 

実は今回また更新を再開しようと思ったきっかけは、そろそろランカスターに来年の夏からくる日本人の方が決まってくるのかなあと思ったこと、そしてもう一つは日本に住んでいる遠く離れた友人たちから発信する刺激をもらったことです。

 

(1つ目に関してはこのブログの本論なので後ほどきちんと説明しますね!)
わたしは日本の大学に所属している間、ゆるくいえば旅サークル、固苦しくいえば国際問題を学び、発信する学生団体に所属していました。発信と言っても、いわゆるフリーペーパーのような雑誌から本格的なドキュメンタリー・映画、キュレーションメディアなどを作製していました☺️(実際は発信活動だけでなくWSを主催したりソーシャルビジネスなど幅広活動しているのですが、詳しい団体活動に興味がある方はぜひこちらからどうぞ;http://salkeio.com/ )

 

そこのサークルの同期はゆる〜く活動している人も含めて40人ぐらいいるのですが、そのうちなんと約1/3が現在海外にいることを知りました(笑)
目的は留学・インターンなど様々ですが、その中の一人で最近飛び発った同期が現地の模様を伝えようとブログを始めたのをたまたま見て、「わたしもちゃんと発信していこう」と思い直したというわけです。
また、他の就活で忙しい友人も、ひと記事につきかける時間を決めて毎日少ない時間をやりくりして更新していることを知り、決して完璧なものではないかもしでないけど自分次第で書く時間は作れるんだと気づかされました。
決して文章力があるわけでも読みやすいものでもないと思いますが、わたしももう一度継続してみることにトライしてみたいと思います。
果たして読んでくださっている方がどのぐらいいるのかわかりませんが(笑)少しでも留学に興味ある方に情報を届けていきたいので、ぜひまたお付き合いいただければ嬉しいです☺️

 

蛇足ですが、”伝える”ということに関して言えば、池上さんのこちらの本に最近とても感銘を受けました。

www.amazon.co.jp

これまで自分がなんとなくで感覚的に行っていたことを含め基本的なことから応用編まで体系的にまとめて言語化してくれています。どうやったら人に伝わるのか、発信することはその先の目的を達成する手段であるとわたしは思っているので、伝える力を鍛えるためにも続けていきたいです。

池上さんの言葉を借りるのであれば、
”誰かの目に触れ、場合によっては批判も受ける環境にある”ブログは文章力を向上するためのよい練習になるそうです。

 

 

と、前置きが長くなってしまいましたが今回はランカスターから合格通知を受け取り、この英国北部の田舎羊街に来ることを決めたちょっぴり変わっている方(自分も含めて?笑)に知っておいてほしい寮のこと、カレッジ(寮)について説明したいと思います。

留学中はこの寮で寝食をするわけですから、睡眠も時間として含めて考えると12時間は寮にいることも珍しくないと思います。

つまり留学生活の半分!(タイトルはそういう意味です笑)

キッチンを共有するフラットメイトは留学生活の中でも大きな存在です。フラットメイトと出会う寮選びは慎重に!自分にあったカレッジを選択することが大事だと思います :)

フラット、フラットメイト:イギリス留学特有の言葉なのかは定かではありませんが、イギリスでは個々の部屋とキッチン、時には共同のバストイレ有する7・8人用のエリアのことをフラット、そしてそこで共同生活をする友人たちのことをフラットメイトと言います。(私の場合、寮の住所は”Lonsdale College house41、A”なのですがHouse41はLonsdaleエリアの中の41番の建物を指し、その4階立ての建物の8個あるフラット中のGround floorの1目という意味になります)

 


ランカスター大学はというと、英国の中でも珍しいカレッジ制度というものを採用しており、他にはヨークやオックスブリッジがこのカレッジ制を採用していると聞きます。
簡単にいえば、ハリポタの寮制度みたいなものでキャンパスに住んでいようと住んでいまいと全生徒がどこかの寮に所属しているということです!

 

oxfordに関してはこちらのブログの方がとても丁寧に説明してくださっていますが、ランカスターはこの通りではありません。

d.hatena.ne.jp

 

というのも、ランカスターのカレッジ制はどちらかといえば寮の振り分けのような感じです。oxbridgeでは学部やその他の活動も無関係ではないですが、ランカスターは学部などの関係性は一切ありません。

つまり、単純にどの寮に所属し住むのか、ということですね、!

 

ランカスターに寮は全部で9つ。カレッジが8つ と修士課程のカレッジが1つ個あり、それぞれに特色があります。こちらの記事は昨年度ランカスターに留学に来られてた先輩の記事です。ぜひ参考に見てみてください;)

blogs.yahoo.co.jp

 

 

ちなみにわたしの個人的な意見ですが、、、
寮選びは立地的観点とキャラクター的観点、そして設備という3つの判断基準があると思います。


まずは立地的観点ですが、、、
CartmelとLonsdale、その反対側にあるCountyは圧倒的に遠い!です。わたしの足だとキャンパスの一番はじの教室まで徒歩で20分はかかります。

一方、立地で圧倒的に優位なのはBowlandですね。ただし少しこれはトラップがあってボーランドには古いものと新しいものの2つがあるらしく、古い方になるとそこまで中心!というほどでもなくなってしまいます。新しい方はBowland Towerと呼んでいます;)
学部によりますが、わたしの知る限りだとmanagement schoolの授業を除く多くの授業がBowland Northという建物あたりであることが多いです(EAPコース含め)
特にpoliticsはほとんどがそのあたりであります。なのでBowlandに住んでいる子は教室まで比較的近いという感じになります。
management schoolを含めどの学部のどの授業教室からも比較的近く真ん中あたりに位置しているのはやはり、Bowland Tower、Furness そして Grizdaleだと思います。
詳しくは大学のMAPを見てみてくださいね!
図書館とLerning Zone、バス停Underpassあたりが大学の中心です!

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https://www.lancaster.ac.uk/media/lancaster-university/content-assets/documents/maps/campus.pdf


次にキャラクターということですが、ハリポタでもグリフィンドールとスリザリンという違いがあるようにランカスターのカレッジにもそれぞれのキャラクターがあると言われています。
わたしはすべてに詳しいわけではないのですが、とりあえずわたしの住んでいるLonsdaleはパーティ寮と言われています(笑)わたしはお酒がとりわけ嫌いなわけでもなかったし、なにより自分から積極的に友達作りをするのが苦手なタイプだったのでLonsdaleを選んだのですが結果から言ってしまうとわたしのフラットにパーティピーポーは一人もいませんでした、笑

 

結局はそのフラットそれぞれどんな人が集まるかにすべてがかかっているので、こればっかりは一概に言えないのが本音です。

ただ、ロンズデールに入ってくる人は多少はパーティ寮だと認識して入ってくる人もいるので(だいたいBritishティーン)そういうひとが割合的には多いのかもしれないですけどね。わたしの同じビル(こっちではハウスと呼びます)の上の階のfreshersたちはよくパーティしてますよ💓

他のところで言えばgrizdaleも少しそういう雰囲気があるかもしれません。彼らはタウンハウスという比較的新しい寮に住んでいてとても人気寮なので競争率高めでInternationalよりもBritishなどが多めだと聞いてます!笑
バーもとっても近代的でオシャレですね。

その他の寮はあまり詳しくないのでなんとも言えないのですが、Lonsdale・Grizdaleあたりが寮のキャラクターとしては強い気がします。


最後に設備のことですが、寮のシステムとして基本的にEnsuiteとstandardの二つ?があると思います。
Ensuiteは自室にバストイレ付き、standardは洗面台のみ自室にありその他は共用ですね。
わたしは自室にバストイレが付いているのですが、水はけが悪くて掃除が一苦労なのが厄介です。友人の多くはstandardなのですが、新しい寮だと比較的綺麗だと聞いてます!
前提としては自分たちで掃除することになっているのですが、共用の場合だと週に1度掃除のおばちゃんが掃除してくれているみたいです!

この設備のどちらを選ぶかによって料金体系も変わってくるので、そこらへんも踏まえて考えてるといいと思います;)

 

Lonsdale及びCartmelのEnsuiteの部屋はこの部屋とバストイレがついてます!

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このキッチンを8人でシェアしています。

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LonsdaleとCartmelの周りはこんな感じ。

大学中心部と比べても田舎感は否めません(笑)

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もし周りに相談できるひとがいない!という方は、個人的にメールいただければもっと詳しくお話しできると思うので(ここはやめたほうがいいよ、とか笑)気軽に連絡ください!!!

例年通りであればまずは最初のEAPコースの間、カートメルのEnsuiteに全員住みます。その後本コースが始まる段階で各々散らばるのでみなさん一度は孤島カートメルを体験されることと思います!笑

ロンズデールから毎日はるばる歩いているわたしですが、この他には図書館で座っているだけで本当に自主的に運動していないわたしなのでこの程度の運動はむしろあってよかったな、と今では思っています!

 

大学生活の多くを過ごすフラットは本当に本当に大事です。
多くが運で決まってしまうとはいえ、より高確率で自分にあった寮選びができるようわたしでよければ相談に乗るのでぜひコメント or ブログのTOPにあるメールより連絡ください〜〜〜!

 

 

それでは。

ゆか